EvernoteからOneNoteへの移行の手順を書いた。
Evernoteを長い期間使ったユーザーの人は注意が必要だ。
全データを移行しようなどとは思わない方がいいということだ。
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OneNoteには容量の制限がある
EvernoteとOneNoteの決定的な違いとして容量の制限があるということだろう。
Evernoteは、月にアップできる容量の制限はあれど、基本的には無限に何でも記録できる。
それが当初のウリでさえあった。
とりあえず、何でも保存しておこう、みたいな、そんなノリだったのだ。
だから、例えばコンビニのレシートなんか手当たり次第にスキャンして(一応)保存しとこう、みたいなことをしていた人もいるだろう。
そのようなデータまでOneNoteに移行するのはやめたほうがいいだろう。
OneNoteには容量の制限があるからだ。
はっきりしたことは知らないが、ノートブックデータがOneDriveに保存されるということなら、Maxで1TBの容量ということになる。
(Microsoft 365 Personalで課金している人)
Evernoteように無限をウリにはしていないのだ。
そのようなデータ類をどうするか考えてみた。
今まで参照してないノートブックはいっそのこと移行しない
わたしも長いことEvernoteを使っているが、一応保存したノートなど、一度たりとも参照したことはない。
多くの人にとって、これが現実ではないか。
ほとんどのノートは参照されない「ゴミデータ」と言ってもいいのだ。
そういうデータはいっそのことEvernoteに残しておけばいいのではないだろうか。
無料ユーザーとなってしまっても、端末数に制限はかかるが参照はできるはずだから、万が一「ゴミデータ」にアクセスする必要があっても困ることはないのではないだろうか。
Evernoteが迷走しているが、今のところ、データの権利的なものは、各ユーザーに所属するということらしい。
なので、勝手に削除する、というような暴挙はいくらなんでもしないと思う。
なんせ、Evernoteは記憶が最大のウリなのだから。
心配ならPDF化や、HTML化を検討する
それでもEvernoteに不信感がある人は、PDF化やHTML化をしてみてはどうか。
Evernoteのバックアップ方法として、PDF、HTML保存が提供されている。
これらをやると編集はできないけども、参照はできる。
特に編集を要するものでなければ、これでいいのではないか。
このPDFやHTMLファイルを自分のパソコンの外部ハードディスクなり、google driveなりに保存しておけばいいのではないか。
EvernoteからノートブックのPDF化、HTMLファイル化の方法
やり方は簡単だ。
PDFにしたいとき
保存したいノートブックを右クリックにて、「PDFにエクスポート」選んでやればよい。
ただし、容量が大きいと、固まってしまうことがある。
その場合は個別ノートを複数選択して分割PDF化する必要がある。
その際、ノートは100件までしか複数選択できないから、最大100件ごとになってしまうことに注意。
HTMLファイルにしたいとき
保存したいノートブックを右クリックにて、「ノートブックをエクスポート」を選んでやればよい。
むすび
同じメモアプリと言えど、EvernoteとOneNoteでは、設計思想が大きく違うので、注意しよう。
なんでもかんでも保存ということをしているとOneNoteだとそのうち容量がいっぱいになってしまうよ、ということだ。
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