EvernoteからOneNote移行覚え書き

    長年使ってきたEvernoteが迷走しているため、OneNoteに移行することにした。

    まだ課金した分の期間は残っているけど、だらだら使ってデータだけ増えても移行するデータが増えるだけなので、スパッとOneNoteほうに移行することにした。

    数千件以上ノートがあるので、絶対手動では無理だから、移行ツールを使わせてもらった。

    以前は、Microsoft製のツールがあったようなのだが、現在はないようだから、サードパーティー製のものを使った。

    参考にさせてもらった外部ブログ記事(外部へリンクします)

    基本的に同じ事を書いているだけなので、ざっくりやりたい人は上の記事をみてやってみるといいだろう。

    移行ツールは、「Evernote2Onenote」を使う

    言わなくてもわかっているだろうけども、念のため言っておく。

    これら全ての結果は自己責任だ。データがどうなろうと、全て自分で判断してやってね、失敗しても関知しないよ、ということだ。

    ①「Evernote2Onenote」のダウンロード

    冒頭に貼ったリンクの記事に、移行ツール「Evernote2Onenote」の入手先があるので、まずはそちらをダウンロードしよう。

    ②「OneNote」のダウンロード

    そして、「OneNote」をMicrosoftのページからダウンロードしよう。

    もしあなたの、Windowsパソコンに「OneNote for Windows 10」が入っていても使わないようにしよう。

    「OneNote」とは少し違うので、必ず「OneNote」をダウンロードしましょう。

    無料で使えるようだけど、課金して使うことを前提に書いていく。

    Evernoteノートブックデータのエクスポート

    Evernoteからのデータ移行は、ノートブック単位で行うことを前提で書いて行くが、個別のノートだけでも同じ要領で移行できる。

    ③Evernoteのノートブックのエクスポート

    Evernoteから移行したいノートブックを選択して右クリックするして「ノートブックをエクスポート」を選ぶ

    そして、ENEX形式うんちゃら、というやつを選び、適当な場所に保存しよう。

    ちなみに、html形式を選ぶと、webブラウザで開けるようになる。
    もう編集の必要がなくて、OneNoteに取り込む必要がないならこちらでもいいと思う。

    とりあえず、今回移行するノートブックはノート数が19件だけだからよいが、数千件になると、エクスポート途中にエラーが出ることがあった。

    このとき、そのノートを開いてどうのこうの・・・と書いてあるが、そういうことをせずに、再び「ノートプックをエクスポート」の手順からやり直すことによってエクスポートができた

    ただし、2時間くらい、エラー出まくり、この手順を繰り返した。
    粘り強くやることが重要だ。

    ④移行ツール「Evernote2Onenote」を開いてエクスポート

    いよいよ移行作業に入る。

    先ほどダウンロードした「Evernote2Onenote」を開こう。

    zipファイルになっているが、解凍する必要はなかった

    そして、さっきエクスポートした、ENEX形式のデータを選ぶとエクスポートが始まる。

    インジケーターが緑にならない時は失敗している可能性がある。

    大きなサイズのノートブックなら時間がかかることもある。

    何十分たってもちっとも緑にならない時は失敗している。

    ④-2.エクスポートに失敗した時

    インジケーターの緑の線が振り切ったら成功だけど、何時間経っても緑の線が現れない場合失敗している。

    成功した場合は、⑤へ進もう。ここは読み飛ばしてもらってよい。

    その時、OneNote上に出来損ないのノートブックができていることがあるかもしれない。

    出来損ないのノートブックにはページが空になっているはずだ

    その時は、そのノートブックを削除して④をやり直すとよいだろう。

    削除がちょっと厄介である。OneNoteアプリ上からは消せないからだ。

    削除方法は、「OneDrive」からになる。

    ドキュメント(OneDrive上にあるはず)→OneNote ノートブックに問題のノートブックフォルダができているはずだから、そいつを削除してやるのだ。

    そして④を再び試してみよう。

    ⑤OneNoteでノートブックができているか確認する

    これで、OneNote上にノートブックができているはずだ。

    あとは編集するなりなんなりすればよいということだ。

    レイアウトなどはガタガタになるとおもっていたほうがよい

    移行といってもあまり期待はしないほうがいよい。

    レイアウトなどはガタガタに崩れていると思った方がよいだろう。

    気になるようであれば編集し直すしかないだろう。

    打ち込んだテキストなどはそのまま再現できているはずだから、ないよりは全然ましだろう。

    Evernoteのタグがセクションになってしまう

    Evernoteでいうところの「タグ」がセクションになる。

    タグがないノートは、「not specified」というセクションに入る。

    ベタベタいっぱいタグをつけていると、タグ分だけセクションができてしまうので、編集するなりして整えよう。

    ※試してないが、おそらく、エクスポートの段階でタグという項目のチェックを外すと、全て「not specified」に入ると思われる(未検証)

    ちなみに、OneNoteにはタグという概念はないようである。

    むすび

    移行したノートブックは、OneNote上では個別のノートブックとして扱われるので、一つのノーブック上で管理したければ、セクションごと移動するなりの措置が必要になる。

    Evernoteもいろいろ問題があるが、OneNoteも相当に「癖が強い」と思った。

    慣れていくしかないと思っている。